2019/07/19

書くことは溜まる一方。
ついつい更新の楽なSNSへ流れてしまう。
「ブログはオワコンかも?」というのが頭の隅にあるので、ついつい面倒になってしまう。
でも、SNSの盛衰は異常なまでに速いので、案外ブログが残ったりして・・・とも。
少しづつ更新していきます。
GWは、毎年楽しみにしている信州アーリーミュージック村(信州EM村)へ参加。
今年も、西山まりえ先生のハープクラスとリュート奏者ミハウ・ゴントコ先生の中世アンサンブルを受講。
先生も一流、受講生もプロの方が多いワークショップで、ケルト音楽から古楽へシフトチェンジした私にとっては、なかなかハードな日々だが、それでも毎年、技術もメンタルも少しずつ向上している実感がある。
私にとっては、毎回、演奏技術だけでなく「生きていくこと」を教えていただく機会になっている。
今回も、愛を持って接してくださる先生方やご一緒した皆さんのおかげで、素の自分に向かい合うことができ、最後まで乗り切れた。
感謝の気持ちでいっぱいである。
今年のハープクラスは、各自選んだ曲のレッスンが組み込まれた。
私は、「La Manfredina」と「La Rotta della Manfredina」を選んだ。
中世の音楽は自由だ。
だから、奏者によって曲が全く違ったものになる時がある。
今回の私の演奏は、やはりアイリッシュっぽくなった(笑)
特に「La rotta~」の方。
左手伴奏はダンピングしまくりのアイリッシュダンスチューンになってしまったが、そもそもLa Rottaだから問題なし(と、勝手に納得)
そんな自由さが楽しく、かつ勉強にもなり、どんどんその魅力に惹きこまれていく。
昨年度、ハープクラスでご一緒させていただいたライアー奏者の方が、今年はライアーでアンサンブルに参加されていて興味深かった。
中世の音楽を再現することばかりが目的ではない。
そもそも、現代の我々が忠実に再現できているかもさだかではない。
新しい楽器で昔の音楽を奏でることは、我々の特権だと思う。
来年が待ち遠しい!